2024年度奨学金申請した子の話 : チュティカーンちゃん
2024年度奨学金申請した子の話 : チュティカーンちゃん チュティカーンちゃん
中学1年生、アムナートチャルーン県
2024年度のEDF教育奨学金中学生枠の申請者。
私は、スティカーン・チャイサイと申します。アムナートチャルーン県のパトゥムラチャウォンサー学校の中学1年生です。私の家族は祖父、祖母、伯母、母と私です。両親は、私が物心つく前に離婚しました。小さい頃の思い出で覚えているのは、お菓子が食べたかった時、祖父母には、買うお金がなかったことです。祖母は私を田んぼへきのこや、魚、エビを捕まえによく連れて行ってくれました。そして家に帰るとそれらを使っておかずを作っていました。何も捕まえられない時は、野菜を茹でてナムプリック(タイの辛いディップ)とたっぷりのご飯を食べて空腹を紛らわしていました。
 
  チュティカーンちゃんと72才の祖父
 
昔は、祖母は家で作ったおかずを家計の足しに自転車で村の中や定期市場まで売りに出ていましたが、今は、脳卒中の後遺症と糖尿病で、もう売りに行くことができなくなりました。そして同時にそれは家計にも大きく響いています。
私は、家に居る時は、ご飯炊き、料理、掃除、皿洗いをして少しでも祖父母に負担を掛けない様に手伝っています。学校では一生懸命に勉強し、いつもきちんと宿題を提出しているので結構成績が良く
平均偏差値は、3.79(最高偏差値:4.0)です。学校への行き帰りはバスで通っていて月に600バーツの交通費が必要です。また、無料の給食があった小学校と違い中学校では昼食も自分で買わなくてはならず昼食には毎日25バーツほど必要です。
 
 
私は、学校の色々な活動や行事に参加するのが好きです。好きな科目は英語と科学です。学校では、友だちの悩みや相談を持ち掛けられることもよくあります。私の夢は、病気の人や自分の大切な人達を病気や怪我から助ける看護師になることです。タイ人皆が病気や怪我をすることなくいつも健康であってほしいと願っています。夢を叶え看護師になり家族の皆が私に誇りを感じ、少しでも家族の負担を減らすためにもEDFの教育奨学金をぜひ、受けさせて頂きたいです。EDFの教育奨学金を頂けたら全て交通費、昼食代等学校のために使わせて頂きます。そしてもしお金が残った場合は今後の自分の教育費のために大切に貯金させて頂きます。
 祖父は、72歳になります。耳があまり聞こえず手足の痺れや身体の痛みがあるためリハビリに頻繁に通わなくてはなりません。
 
 

祖母も丈夫ではなく杖をつかないと立ち上がることができません。祖母が入院した時、私は、祖父と16歳になる姉といっしょに暮らしました。伯母と母が祖母の付き添いをしていた入院中の二か月間は仕事ができず全く収入がありませんでした。
私の将来のためにEDFの教育奨学金は、とても重要です。もし、奨学金を頂けたら私は、勉強を続けより良い仕事に就き家族の暮らしを今よりも良くすることができます。どうぞよろしくお願いします。

 
     
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