チャーンナロンさん(12歳)スリン県、2025年度中学支援の応募者
私の家族は7人です。祖父、祖母、父、母、二人の兄、そして私です。私たちは、毎月1,400バーツ(約6,300円)の家賃の狭い一部屋に住んでいます。この家賃は、ほとんど収入のない私達家族には大変大きな負担となっています。
困難に満ちた家庭
• 祖父と祖母は62歳で、毎月それぞれ600バーツ(約2,700円)しか政府から支給されていません。二人は田舎に住んでおり、祖父は重い腸の病気を患っており、手術が必要です。祖母は祖父の世話で働くことが出来ません。
• 父は以前、電気配線作業員として働いていましたが、今は骨にまで広がってしまって進行した結核により、完全に働けなくなりました。ほとんど歩けず、常に介護や治療が必要です。
• 母は小さな食堂とコーヒー店でウェイトレスとして働いており、1日266バーツ(約1,200円)しか稼げません。彼女は家族全員を支える唯一の存在です。
• 長男は必要な費用を支払えなかったため、中学卒業後、進学することができませんでした。現在は日雇い労働者として働いています。
• 二男は現在、高校2年生です。
• 私は小学校6年生で、どうしても中学校に進学したいと考えています。
私は長男のように学校をやめたくないです。少なくとも中学校を卒業し、専門学校に進学したいと考えています。それが、私が仕事を見つけ、できるだけ早く家族を助けるための最も良い道だと信じているからです。私たちの家族は困難な状況にあります。母は唯一の働き手で、私と兄の教育関係費の負担が重くのしかかっています。奨学金をもらえれば、母の負担を軽減することができますし、勉強を続ける夢を叶えることが出来ると思います。どうか私の将来と家族の生活を変える「教育の機会」のご提供をご検討戴きますよう心からお願いします。
ティティナンさん(13歳)、チャイヤプーム県、2025年度中学支援の応募者
私の家族は6人で、父、母、祖父、祖母、弟、そして私です。私は祖父母と暮らしています。私の母は現在失業中で、父は日雇い労働者として働き、1日に100〜200バーツしか稼いでいません。
祖父母は月に600バーツの高齢者手当を受け取っています。毎日、掃除、皿洗いなどの家事も手伝っています。毎朝、祖父母は早く起きて日雇いとして農場や田んぼで働き、水道光熱費などの生活費を賄うために1日あたり100〜200バーツを稼いでいます。また、私が家で祖母の野菜、花、薬草の植え付けと水やりも手伝っています。摘んだ野菜を市場で1束5バーツで売っています。
私が学校に行くとき、1日あたり20バーツを受け取りますが、10バーツだけ使い、残りは貯金します。友達と一緒に自転車で学校に行きます。夕方には、祖父の野菜摘みと市場への配達を手伝います。
私は勉強が大好きです。特に英語、タイ語、数学が好きで、特にタイ語が得意です。私の夢は、いつか自分の小さなカフェを開くことです。もしこの奨学金をいただけたら、勉強に必要な教材や文房具などを買います。私の話をご検討いただき、私の夢を応援していただき、誠にありがとうございます。
ティティマーさん(12歳)ナコーンラーチャシーマー県、2025年度中学支援の応募者
私は両親と暮らしています。両親は一般労働者として働いており、収入は多くありません。しかし、私は学業に力を注ぐ意志を強く持っています。科学とタイ語を学ぶのが好きですが、英語と数学は難しいと感じています。将来の教育のために、よく勉強したり、分からない点があったら先生に聞いたりして自分の能力向上に常に努めています。
高校卒業後、政治家を目指して政治学の学位を取得したいと思っています。私の政治への関心は、10歳の頃から始まりました。ある女性政治家たちに感激したからです。また、最近はじめて参加したタイ芸術・文化コンテストに詩を作って2位になりました。とてもうれしく思いました。
両親には多くの借金があり、両親がそれほど一生懸命働かなくても済むように、負担を軽減したいので、この奨学金をいただければと思っています。私は高いレベルまで教育を続け、良い仕事に就きたいと願っています。この奨学金をいただければ、より多くの教育機会が得られ、家族の経済的負担をいくらか軽減することができます。
もし私が夢を叶えることができれば、家族の生活状況が改善し、この機会から得た知識を将来社会のために役立てたいと思っています。どうもありがとうございます!

ニチャーナンさん(12歳)サコンナコーン県、2025年度中学支援の応募者
両親が別の県で遠く離れて働かなければならなかったので、私は幼い頃から叔母と祖母と暮らしています。両親とは一緒に暮らしていなくても、叔母と祖母がとても大切にしてくれるので、愛情不足を感じたことはありません。私は彼女たちをとても愛しており、両親も心から愛しています。
叔母は学校のお小遣いとして1日20バーツをくれています。帰宅後は 家の掃除、食器洗いと牛の世話などいろいろ祖母と叔母の家事を手伝って日々生活しています。
私はスポーツが大好きで、家族や学校に喜んでもらいたいですので、将来国代表のバレーボール選手になることを夢見ています。
学校では、私の好きな科目はタイ語で、また他の人を助けるのが好きなのでボランティア活動を楽しんでいます。もしこの奨学金をいただけたら、学用品、制服、靴を買うために使います。より良い未来のために一生懸命勉強し、高等教育を受けます。バレーボール選手になる夢を実現するために努力をします。私の家族は経済的に苦労していますが、夢を達成するために一生懸命努力し、決意を持ち続けます。
パウィーナーさん(12歳)、サコンナコーン県、2025年度中学支援の応募者
私は両親とは私がとても幼い頃に別れたため、祖父母と暮らしています。私が祖母と住んでいる家は、崩れかけている古い木造の家です。幼稚園の頃から、祖父母は大変な努力をして私を育ててくれました。残念ながら、私が小学1年生の時に祖父を亡くしました。祖母は私の教育を支援するために野菜を栽培して販売し、母は私が小学4年生になるまで私を養うために雑用をしていました。その後、私は祖母の家に引っ越し、それ以来ずっと祖母と暮らしています。
毎日、私は祖母の家事を手伝っています。朝早く起きて、祖母が販売する商品の準備や鶏の世話を手伝ってから学校に行きます。帰宅後は、家族の負担を軽減するために掃除などの家事をしています。
学校では、先生方の手伝いや校庭の掃除をしています。日々のお小遣いとして20バーツを受け取っています。私の夢は教師になることです。それは安定した仕事であり、家族を助けることができるからです。現在、祖母は野菜の販売をすることの他に農業にも従事しています。
私の好きな科目は英語とタイ語です。もしこの奨学金をいただけたら、学用品を購入し教育のために使いたいと思います。このような機会を与えていただき、ありがとうございます!
シリポンさん(12歳)ヤソートン県、2025年度中学支援の応募者
私は祖母、父、母、姉、そして私の5人家族で暮らしています。父は日雇い労働者と農家として働き、母も日雇い労働の仕事をしながら家の世話をしています。彼らの仕事が不安定なため、家族は支出に非常に注意しなければなりません。
昨年度の学年末に、私は成績評価4.00の満点を達成しました。また、今年は、いくつかの学校から築いたネットワーク中のバレーボール大会に参加し、1位を獲得しました。私の夢は、大きな高校のヤソートンピタヤコム学校に進学したいです。もし試験に合格したら、その学校の近くの寮を借りてバイクで通学するつもりです。しかし、これは交通費、家賃、電気代、水道代、食費など、私の費用を大幅に増加させます。現在、私の家族は経済的に苦労しており、特に祖母が心臓病と高血圧を患っており、継続的な医療ケアが必要です。もし私の話をお読みになったどなたかが、私の夢の実現を支援していただければ幸いです。どうもありがとうございます。