学校の夏休み期間中、頑張って働いている子ども
学校の夏休み期間中、頑張って働いている子ども
 
タックサオーン・サオマン(ウーイ)、小学校6年生、シーサケット県
2024年度「中学支援奨学金」への応募者



タックサオーン・サオマンと言います。私は13才です。シーサケット県にあるバーンパックカ学校の小学6年生です。私の父と母は離婚しています。それで私と二人の妹は叔母の家に引き取られれて一緒に暮らしています。叔母の家は錫屋根、レンガ壁の小さな平屋です。私と叔母と妹は一緒に同じ部屋で寝ます。

 
叔母は高齢になり病気のため、働くことができません。毎月政府からの高齢者手当として600バーツを支給されています。このお金は家計、食費、私と二人の妹の学費、妹の病院の交通費に使います。私の妹は白血病のため、毎月病院で治療を受けに行かなければなりません。

叔母は200〜300バーツの資金があると、料理を作って販売しています。私は叔母が材料や道具などの準備することを手伝います。そして、叔母が作った料理を持って、近所の人に売ります。1袋は15~20バーツで売ります。


 
2024年の新学期に私は中学1年生になりますので、新しい制服、学用品などの入学に必要なものを購入しなければなりません。叔母の負担を軽くするため、学校の夏休み期間に仕事をして、中学進学に備えてお金を貯めています。私と二人の妹は赤玉ねぎとにんにくの葉をカットする仕事をしています。1キロの玉ねぎとにんにくを切ると3バーツもらえます。1日で60キロを切ることで180バーツの収入を得ます。


時々、家の近くの市場で揚げ物を売る仕事をしています。1日約7時間働いて収入は150バーツです。仕事からの収入はそれほど多くありませんが、勉強用具と制服を購入し、叔母の負担が減ると思います。

私は奨学金を頂きましたら、中学を卒業するための学費に充てます。私は一所懸命勉強して、将来良い仕事に就いて、叔母と二人妹の世話をします。

EDFタイの2023年度奨学金募集スケジュールは下記の通りです。
2023年7月1日~2024年6月30日まで:2024年度のための奨学金募集期間
2024年7月~8月:中学進学した学生の状況を確認の上、各奨学生への支援者を決定します。
2024年9月:奨学生の情報と証書をお届けします。



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